会社概要
社名 株式会社BUAERUZA
BUAERUZA inc.(英文)
創業 2002年9月1日 (平成14年)
設立 2007年9月4日 (平成19年)
代表取締役 橋本陽英 (Yoei Hashimoto)
所在地 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目3番地11号
TEL 03-3498-6952
資本金 7,000,000円
事業内容
1.音楽スタジオの運営
2.CD、レコード、DVD、ビデオ等の原盤の企画、制作、製造及び販売
3.販売促進物のデザイン、製作、製造及び販売
4.上記第2号及び第3号の商品に関する製作及び製造に必要な技術者の派遣並びに機器のレンタル
5.インターネットを利用した音楽及び映像等の配信
6.作曲者、編曲者、作詞者及び演奏者のマネージメント
7.上記各号に附帯関連する一切の業務
Tel : 03-3498-6952
E-mail : mastering@aubrite.net
機材リスト
Equipment List
D.A.W : SADiE DSD8 Ver.5
D.A.W : Sequoia Ver.16
AD CONVERTER : dCS905
AD CONVERTER : STUDER D-19 -Aubrite Specification-
DA CONVERTER : dCS955
MASTER PLAYER
APPLE Mac Pro 8 Core (2.26Ghz 4 Core×2) with DP8 & MOTU 896HD
STUDER A-820 (1/2, 1/4,) Dolby 363 With A&SR
Panasonic SV-3700 (DAT)
TASCAM DV-RA1000
SONY DMR4000
SONY PCM1630 (PCM Digital Audio Processor)
SONY DTA2000 (Analizer)
MIXING CONSOLE
STUDER Model-961
DIGITAL EFFECTOR
SONY SDP 1000 (Digital Audio Effector)
SONY DAL1000 (Digital Audio Limiter)
t.c.electronic Finalizer plus
ANALOG EFFECETOR
GML #8200 (EQ)
API 5502 (EQ)
APHEX DOMINATOR 2
MONITOR SYSTEM
Main Monitor Speaker
Rey Audio RM-11
Amp:WestRiver WRαZERO
Small Monitor Speaker
YAMAHA NS-10M Studio
Amp WestRiver WRP-α1
エンジニアプロフィール
エンジニア、橋本陽英は1988年よりマスタリング専門でエンジニアをしています
時々マスタリングって何をしてるんですか?とか、EQとコンプで音圧上げる人ですよね。とか言われますが、それも手法の一つで間違ってはおりません
実際には何をするか(何もしないも含めて)はお客様のご要望と持ち込まれた音源を聴いた上で判断をし、ベストで仕上げるというのがマスタリングエンジニアの仕事だと思っています
マスタリングエンジニアは音源を聴く瞬間までそのプロジェクトに関わっていないので音源が持ち込まれた時に客観的に聴くことができるという存在
いつも同じ環境で色々な音を聴いているので、聴けば何が不足で何が多いのかを瞬時に把握できるというのがマスタリングエンジニアだと思っています
あとはその判断に従って必要な調整を行なっていくんだけど、その方法は様々でマスタリングエンジニアの腕の見せ所でもあります
ただ、必ずしも音をいじることを前提としている訳ではなく、持ち込まれた音を忠実にそして可能な限り劣化させないクオリティーの機材を使用している事も大切なポイントで、デジタルアナログ共に高額なマスタリング専用機材を揃えているのはその為です
僕が何かの作品を観たり聴いていたりしていると、良い作品だけど音が良ければもっと伝わるのに。。。と感じる事が時々あります
実際アーティストの方々もミックスまでは最高だったのにリリースつまり世の中の作品の中に公開された途端他の作品が隣にある訳で、聴き比べておや?と思った方も多いのではないでしょうか
自分たちの作品は何か迫力が足りないんだよな、とか、なんか透明感が失われちゃったな、とか。。。
砕けていうと何かめっちゃ小っちぇーとか、逆にデカすぎて下げられたら薄く聴こえる!!とか
そんな違和感を極力減らしたいというのが僕の思いです
作品をベストな状態でリスナーに届けるのが我々の最も重要な仕事
何がベストで何を求められているかをイメージするのはとても重要で、クリアなサウンドを求めている人からオーバードライブしているサウンドまで好みは様々。。。
ご要望があればその線から行くし、どう要望して良いかわからないって場合でもまず任せてもらって調整していくのですが、任せてもらってからどう仕上げるかな〜ではなく、ほとんどの場合試聴している間にイメージは出来上がっています
仕上がりのイメージ、それは今まで関わってきた沢山のミュージシャンとのセッションが僕の基盤であり滋養になっています
実際のマスタリングについては先述したようにEQやコンプレッサーを使用するのも手法の一つ
音圧を上げる事が全ての答えだとは考えていなくて、結果音圧が上がっているという調整を心がけています
アナログの機材を使用することもあればプラグインを使用することもあります
ひとつの手法として真空管の機材だったりアナログテープレコーダーを通す事もあります
実はアナログテープレコーダーの使用頻度は結構高くて中にはそのアナログテープを通す前提でミックスしてくるエンジニアもいます
オーディオ的に音は確実に悪くなる筈なんだけど、そういう事ではないようで、実際にテープに録った音は太く滑らかで躍動感が増して。。。
なんてこれはあるミュージシャンの表現そのままですけどね(笑)
もちろん全てのケースに当てはまる訳ではなく、実際やってみて合わない事も多々あります
でもアナログテープに録るプラグインもあるくらいだからね。
アナログテープレコーダーの存在が貴重になっている昨今、実機があるなら使わない手はないかな。
興味があればそんな事もやってみましょう。
時間も予算も潤沢なプロジェクトであれば、マスタリングの時点で既にサウンドがかなり仕上がっている事が殆どなのですが、実際にはそうでないプロジェクトも少なくありません。
中にはアーティスト自身でレコーディングからミックスまで行っているケースも多いのではないでしょうか
当然その時期の作品はとても重要な意味を持っていると思います
音楽は娯楽とも言えますが、時に聴く人の人生を変えてしまうような出会いとなる事もあります
そしてその出会いは一瞬かもしれない
その一瞬の出会いでも可能な限りミュージシャンの意図した音で伝わるよう、その作品にとってのベストで仕上げたい
そんな気持ちでマスタリングを行っています